マクロ経済学者で元アメリカ財務長官のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで量的緩和について大変面白い論考を展開している。
続きを読む サマーズ氏: 量的緩和を停止しなければアメリカの債務は崩壊する「ラリー・サマーズ」タグアーカイブ
サマーズ氏: デルタ株でアメリカのインフレは悪化する
アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューでデルタ株とインフレについて語っている。
続きを読む サマーズ氏: デルタ株でアメリカのインフレは悪化するサマーズ氏: アメリカのインフレ率は5%まで上がり、今年後半に株式市場は荒れる
かつてアメリカの財務長官を務めた経済学者ラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューでインフレについて語っている。
続きを読む サマーズ氏: アメリカのインフレ率は5%まで上がり、今年後半に株式市場は荒れるサマーズ氏: 緩和継続でドル高になる可能性
Bloombergによるサマーズ氏とダリオ氏のインタビューを報じた前回の記事の続きである。
続きを読む サマーズ氏: 緩和継続でドル高になる可能性ダリオ氏とサマーズ氏のドル下落に関する論争
前回の記事ではBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏のインタビューについてお伝えしたが、このインタビューにはもう1人優れた頭脳が参加している。経済学者のラリー・サマーズ氏である。
続きを読む ダリオ氏とサマーズ氏のドル下落に関する論争ラリー・サマーズ氏: インフレリスクは本物、利上げで景気後退へ
経済学者で米国の元財務長官のラリー・サマーズ氏が久々のブログ更新でアメリカの物価高騰について語っている。大変興味深いので紹介したい。
続きを読む ラリー・サマーズ氏: インフレリスクは本物、利上げで景気後退へサマーズ氏: 利下げは新型肺炎相場には効かない、中央銀行は弾切れの危機に
中国武漢発の新型コロナウィルス肺炎で株式市場が急落する中、高名な経済学者でアメリカの元財務長官であるラリー・サマーズ氏がブログで状況について解説している。金融政策の効果については前回の記事で紹介したレイ・ダリオ氏の意見に近い。そして弾切れについては読者もお察しの通りわたしの意見と同じである。
続きを読む サマーズ氏: 利下げは新型肺炎相場には効かない、中央銀行は弾切れの危機に元財務長官ラリー・サマーズ氏の奇妙なトランプ大統領批判
イギリスのEU離脱とアメリカ大統領選挙におけるトランプ氏の勝利を経て、リベラルな方々の言い訳が始まった。元米国財務長官で著名な経済学者のラリー・サマーズ氏が、少し待って欲しい、ポリティカル・コレクトネスは悪くなかったのだと嘆願している。
是非言い分を聞いてみよう。われわれはあなたがたとは違い、他人の口を無理矢理塞ごうとする根性は持ち合わせていない。われわれはあなたがたよりオープンである。だからあなたがたの話を聞こうではないか。
元米国財務長官サマーズ氏: アメリカの利上げは不要、現行の金融政策は矛盾している
元米国財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏が自身のブログ(原文英語)でアメリカの金融政策を担うFed(連邦準備制度)に対して苦言を呈している。Fedは長らく利上げを行うと主張してきているが、その目的は2015年12月に一度利上げをしたのを最後に果たされていない。
サマーズ氏は以前よりFedの経済モデルが時代遅れのものであり、世界経済に存在するデフレリスクを適切に考慮していないとして批判を続けてきたが、今回の記事ではFedの抱える矛盾をよりあからさまに指摘している。
記事ではサマーズ氏はFedに対して4つの注文を付けている。以下、順に見てゆこうと思う。
2016年世界同時株安の本当の原因は量的緩和でも米国利上げでも中国バブル崩壊でもない
最近の市場の動きを見ているとそう思うようになってきた。
勿論、米国が利上げに進むにつれて量的緩和バブルが崩壊に近づいていることや、中国経済が本当はマイナス成長かもしれないということは市場や経済にとって本質的な問題ではあるのだが、それが即資産価格の下落に繋がるかと言えば、必ずしもそうではない。
何故日銀のマイナス金利は効かなかったのか? これは直接的には日本の長期金利が下がる以上に米国の長期金利が下がったために、円安になった以上にドル安になったからだが、問題の本質は恐らくそこにはないのである。