前回の記事では消費増税後の日本の個人消費の衰えを確認したが、GDPの内訳において住宅投資がマイナス成長であるにもかかわらず、三鬼商事の発表するオフィスレポートでは、オフィスの空室率は10月に至るまでいまだ改善傾向にあることが示されている。
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過熱するロンドンの住宅価格: イングランド銀行副総裁「中銀にできることはない」
ロンドンの住宅市場が加熱している。その事実自体はニュースではなく、ロンドン市民は毎年値上がりする家賃に長らく不満を抱いてきたが、状況が改善する兆しは見られない。下記はイギリス全土と大ロンドン市の住宅価格の年次変化率である。
ECBの会合前に見るユーロ、ドイツ国債、不動産株
日本時間で5日の20時45分からECB(欧州中央銀行)の金融政策決定会合が予定されている。この会合は、前回の会合でドラギ総裁が金融緩和の可能性に言及したことで非常に注目されている。 続きを読む ECBの会合前に見るユーロ、ドイツ国債、不動産株
個別銘柄フォローアップ: Gecina、CNNC International、平和不動産
以前紹介した個別銘柄の現状を確認する。
順調に上昇しているが、いまだポジションを始められる水準である。ECBの緩和に賭けるのであれば、ユーロ売りではなくこちらだろう。来月にECBが量的緩和を始めない場合は、来月の会合から量的緩和までの間にもう一度買い場が来ることになる。 続きを読む 個別銘柄フォローアップ: Gecina、CNNC International、平和不動産
海外勢の目線から見る2014年の日本株
日経平均は2013年末に16,000円台の高値を記録したのち急落し、その後は移動平均線を下向かせながら14,000円台を推移している。この現状とその後の展開を考察するためには、この相場が海外の機関投資家に先導されて上昇したものであることを思い出す必要がある。 続きを読む 海外勢の目線から見る2014年の日本株
[個別銘柄] Gecina (EURONEXT:GFC): パリのREIT、量的緩和
Gecina (EURONEXT:GFC)
Google Finance – Gecina SA: EPA:GFC quotes & news
概要
GecinaはフランスのREIT(不動産投資信託)である。ポートフォリオの80%以上がパリ市内およびその近郊に位置する。半分以上はオフィス物件であるが、住宅やヘルスケア物件も取り扱う。 続きを読む [個別銘柄] Gecina (EURONEXT:GFC): パリのREIT、量的緩和
[個別銘柄] 平和不動産 (TYO:8803): 不動産、量的緩和関連
平和不動産 (TYO:8803)
Google Finance – Heiwa Real Estate Co Ltd: TYO:8803 quotes & news
概要
平和不動産は、東京の日本橋兜町、大阪の北浜、名古屋の栄、福岡の天神、札幌、仙台の一番町などで不動産事業を行う企業。ポートフォリオには、東京証券取引所ビル、大阪証券取引所ビル、名古屋証券取引所ビル、福岡証券ビルなどを含む。ポートフォリオの半分以上(賃料ベース)が国家戦略特区に含まれることが想定されている。 続きを読む [個別銘柄] 平和不動産 (TYO:8803): 不動産、量的緩和関連