米国時間3月2日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は予定外の緊急会合を開き、0.5%の利下げを決定した。利下げは通常事前に決められたFOMC会合の日に行われるので、それを前倒しして利下げを行なったということである。
問題は、中央銀行がサプライズの大幅利下げを行なったにもかかわらず米国株が下落したことである。順番に見ていこう。
続きを読む 米国、新型肺炎対策で0.5%の緊急利下げ実施も米国株大幅安米国時間3月2日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は予定外の緊急会合を開き、0.5%の利下げを決定した。利下げは通常事前に決められたFOMC会合の日に行われるので、それを前倒しして利下げを行なったということである。
問題は、中央銀行がサプライズの大幅利下げを行なったにもかかわらず米国株が下落したことである。順番に見ていこう。
続きを読む 米国、新型肺炎対策で0.5%の緊急利下げ実施も米国株大幅安米国時間1月28日から29日にかけて米国の中央銀行Fed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を実施し、政策金利の維持を決定した。Fedは昨年の3度の利下げの後当面金利を維持する姿勢を示しており、決定は市場の予想通りである。
続きを読む 1月FOMC結果: 量的緩和延長を否定、第2四半期に終了へ米国時間12月10日から11日までアメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、政策金利を1.50%から1.75%の範囲に維持することを決定した。政策金利の維持は事前の市場予想と一致している。つまり市場の想定通りである。
続きを読む 12月FOMC結果: 市場の事前予想にただ追従する中央銀行アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は米国時間10月29-30日に金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、0.25%の利下げを決定した。
いつものように声明文を見てゆくが、語るべきことがほぼ何もない。何故ならば、パウエル議長は実質的に何もしていないからである。
続きを読む 10月FOMC結果: 完全に職務放棄したパウエル議長米国時間9月18日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、政策金利のレンジを1.75%-2.00%へ0.25%利下げすることを決定した。
続きを読む 9月FOMC会合結果はややタカ派、利下げは決定アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は米国時間9月17日から18日までFOMC会合を開き、金融政策を決定する。いつも通り市場の織り込む利下げ確率やその後の展望について説明したい。
続きを読む 9月FOMC会合は利下げ続行か、その後の相場の動きに注目米国時間6月18日から19日、アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開催し、政策金利の据え置きを決定した。一方で年内に2回の利下げ可能性を示唆し、事前の市場の期待に応えた結果となった。
続きを読む 6月FOMC結果: 年内2回の利下げを示唆少し前までは利上げについて話していたはずなのだが、いつの間にか利下げについて話していることになっている。もう長らくそうなのだが、中央銀行がまともに機能していないのである。
続きを読む 6月FOMC、市場の利下げ予想米国時間で4月30日から5月1日まで、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、政策金利を2.25%から2.5%のレンジに維持することを決定した。
続きを読む 5月FOMC結果、パウエル議長は記者会見で利下げを否定アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は米国時間で3月19日から20日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、2018年10月から起こった世界同時株安に対する対策を纏めた。
続きを読む 3月FOMCは量的引き締めの停止を予告、日経平均とドル円への影響は?