アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は7月27日から28日に金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、現行の金融政策の維持を決定した。比較的穏やかなFOMC会合だったと言えるが、それには理由がある。
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パウエル議長の玉虫色の議会証言に惑わされるな
7月14日にFed(連邦準備制度)議長のジェローム・パウエル氏が議会証言を行い、実体経済や金融政策について発言した。テーパリング(量的緩和縮小)についても語ったが、どうにも要領を得ない発言が多かった。
続きを読む パウエル議長の玉虫色の議会証言に惑わされるな6月FOMC会合結果で株式市場が下落した理由
米国時間6月15日から16日にかけてアメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開催し、政策金利の現状維持を決定した。
ここまでは当然市場の想定通りだが、アメリカで進行するインフレを受けての今後の利上げ・金融緩和縮小の見通しはどうなっただろうか。
続きを読む 6月FOMC会合結果で株式市場が下落した理由緩和縮小の是非で割れる米中央銀行
コロナ以後、株式市場は一度下落してから上昇した。景気後退にもかかわらず株価が上がった1つの原因は政府による現金給付などの財政政策であり、もう1つの原因は中央銀行による金融緩和である。
続きを読む 緩和縮小の是非で割れる米中央銀行パウエル議長、根拠不明の2%インフレ目標に固執、物価高騰は不可避
アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)の議長であるジェローム・パウエル氏が議会証言で金融政策の見通しについて語っている。
続きを読む パウエル議長、根拠不明の2%インフレ目標に固執、物価高騰は不可避6月FOMC結果は現状維持も株価下落の理由 債券市場と株式市場の綱引きが始まる
誰も気づいていないが、米国時間6月10日に米国の中央銀行Fed(連邦準備制度)が発表したFOMC会合結果はあまりにとぼけた結果だった。パウエル議長は市場を助けるふりをして実はタカ派のままなのかもしれない。
続きを読む 6月FOMC結果は現状維持も株価下落の理由 債券市場と株式市場の綱引きが始まる4月FOMC、市場予想は利上げの可能性を示唆?
アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は米国時間4月28日から29日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、金利や量的緩和に関する政策を決定する。
続きを読む 4月FOMC、市場予想は利上げの可能性を示唆?米国、量的緩和の無制限化を発表も米国株は下落
米国時間3月23日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は国債などの債券を買い入れる量的緩和における債券の買い入れ額の限度を撤廃することを発表した。
続きを読む 米国、量的緩和の無制限化を発表も米国株は下落米国、緊急会合でゼロ金利まで利下げし量的緩和を正式に再開 暴落時の追加緩和が不可能に
パウエル議長はよほど焦っているようである。新型コロナウィルス肺炎を受けて株価が急落していることを受け、アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は米国時間3月15日に緊急のFOMC会合を開催しゼロ金利までの利下げと量的緩和の正式再開を決定した。あまり良い予感はしないが、至急記事を書いておく。
続きを読む 米国、緊急会合でゼロ金利まで利下げし量的緩和を正式に再開 暴落時の追加緩和が不可能に米国、中央銀行による株式買い入れを検討か
新型コロナウィルス肺炎が世界中に広がるなかアメリカは既に大幅利下げを行なったが、効果が疑問視されている上にアメリカまでゼロ金利に達して弾切れになってしまう懸念まで生まれている。
そこで中央銀行は利下げ以外の手段を必死に探しているが、ボストン連銀総裁のローゼングレン氏が非常時の量的緩和について語っているので紹介したい。
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