7月31日、日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げることを決定した。また、現在行われている国債の買い入れについて、徐々に減額すると発表した。いわゆるテーパリングである。
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日銀、マイナス金利とETF買い入れを終了、量的引き締めを視野に
3月19日、日本銀行は金融政策決定会合でマイナス金利とイールドカーブコントロールの廃止、そしてETFの買い入れ終了を決定した。
続きを読む 日銀、マイナス金利とETF買い入れを終了、量的引き締めを視野に日銀植田総裁、10月決定会合でイールドカーブコントロールを実質的に有名無実化
10月31日、日本銀行は金融政策決定会合の結果を発表し、現在行なっている緩和政策であるイールドカーブコントロール(YCC)の更なる柔軟化を決定した。内容はやや複雑なので出来るだけ分かりやすく説明したい。
続きを読む 日銀植田総裁、10月決定会合でイールドカーブコントロールを実質的に有名無実化日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する
7月28日、日銀は金融政策決定会合の結果を発表し、長期金利を操作するYCC(イールドカーブコントロール)の「運用の柔軟化」を決定した。実質的には利上げに該当するのだが、史上例がないほど曖昧な利上げとなっている。以下に説明する。
続きを読む 日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する踏み絵のように緩和支持を言わされる日銀の植田新総裁と新副総裁たち
日銀の新総裁に就任する予定の植田和男氏と、副総裁候補の内田真一氏と氷見野良三氏が、国会に呼ばれて次々に所信表明を行なっている。現在の日銀の状況も含めて、彼らの考えていることを解説したい。
続きを読む 踏み絵のように緩和支持を言わされる日銀の植田新総裁と新副総裁たちサマーズ氏、日銀の新総裁によるイールドカーブコントロール廃止を示唆
アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、Bloombergのインタビューで日銀の新総裁となる植田和男氏について語っている。
続きを読む サマーズ氏、日銀の新総裁によるイールドカーブコントロール廃止を示唆日銀新総裁の植田和男東大名誉教授は平凡なマクロ経済学者
2月10日、日本政府は経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を日銀の次期総裁に任命する方針だということが報じられた。正式に就任したわけではないのでこのまま確定かは分からないが、投資家としては直ちに情報を集めておかなければならないので、就任前に植田氏の経歴や考え方について簡単に纏めておきたいと思う。植田氏はどんな人物だろうか。
続きを読む 日銀新総裁の植田和男東大名誉教授は平凡なマクロ経済学者ガンドラック氏、日銀の量的緩和を皮肉る
世界中が日銀に注目している。何故ならば、日銀のイールドカーブコントロールが破綻しかけているからである。
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が自社のRound Tableで日本の金融政策を皮肉っているので紹介したい。
続きを読む ガンドラック氏、日銀の量的緩和を皮肉る日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する
アベノミクス以降、もう10年近く大規模な金融緩和を続けてきた日本銀行が、去年の12月に実質利上げを実行した。
その結果どうなったかと言えば、日本国債の投げ売りが急増している。日銀が買い支えなければならなくなっているが、このままではそれも破綻してしまいそうだ。
続きを読む 日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻するマイナード氏: 日銀の持続不可能な緩和政策の破綻は他国の教訓的前例になる
12月21日に亡くなったGuggenheim Partnersのスコット・マイナード氏が日米シンポジウムで日銀のイールドカーブコントロールとその行く末について語っていたので紹介したい。
続きを読む マイナード氏: 日銀の持続不可能な緩和政策の破綻は他国の教訓的前例になる