新型コロナウィルスの流行がもはや制御不能なものとなるなか、米国の政治は混乱を極めている。2020年の大統領選で敗北したドナルド・トランプ大統領は選挙結果を長らく否定していたが、最近ようやく政権移譲に同意した。
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メルケル首相がブルカ禁止を主張、際立つドイツ人の異文化無理解
2017年のドイツ総選挙で再選を目指すアンゲラ・メルケル首相が、イスラム教徒の女性が被るブルカはドイツにおいて禁止されるべきだとの見解を述べた。Telegraph(原文英語)などが伝えている。
ドイツ人女学生強姦殺人容疑でアフガニスタン人難民申請者を逮捕
ドイツ警察は12月3日、ドイツのフライブルクで19歳のドイツ人女子医学生を強姦し殺害した容疑で、難民申請中の17歳アフガニスタン人少年を逮捕したと発表した。AFPなどが伝えている。
中国化するEU: メルケル氏がインターネット規制を提案、議会が反ロシア系メディア決議を採択
ドイツの率いるEU(欧州連合)が本格的にナチス・ドイツ的輪郭を表しはじめている。あからさまな言論統制など独裁者と中国共産党がやるべきものだが、そこにEUは名前を連ねたいらしい。
メルケル首相、移民政策がテロリスト入国を助けたことを認める
あまりに遅い、そしてパリやブリュッセルのテロ事件であまりに大勢の人々が亡くなってからこのような発言をするのは犯罪的ですらある。
ロイターによれば、7月11日、メルケル首相は党の集会で「シリアから欧州に到着した難民と共に、過激派組織のメンバーが域内に流入した」ことを認めた。
大晦日に移民が集団でヨーロッパ人女性に性的暴行、ドイツ、スイス、フィンランドで
だから言っただろう、と何度口にしたことだろう。大晦日の夜、ヨーロッパの各地で移民とみられる集団が、ケルン、チューリッヒ、ヘルシンキなどの都市で多数の女性に強盗や性的暴行を行ったとのニュースがヨーロッパで話題になっている。BBCやフランス通信社、Sputnikなどが伝えている。
一番被害の多かったのはドイツのケルンであり、性的嫌がらせを受けたとされる被害届が150件警察に提出されている。女性を襲った集団は約1000人にも上り、目撃者や警察の証言では彼らの多くがアラブ系か北アフリカ系に見えたとのことである。
ある女性は「彼らはわたしたちを抱きしめてキスしようとした。男のひとりは友達のバッグを盗んだ」と話している。ケルン中央駅のそばで15歳の娘とパートナーを連れて歩いていた男性は、集団に囲まれたものの助けられなかったと話し、「連中は娘やわたしのパートナーの胸をつかみ、足の間をまさぐった」と語った。地獄のような心中だろう。
ギリシャ問題、ツィプラス首相の発言一覧 (6/29)
国民投票を7月5日に控え、ギリシャのツィプラス首相がTwitterにてギリシャ国民と全世界に向けてコメントを発信している。現地時間で6月29日の分を以下に抜粋して翻訳してゆく。
ギリシャ国民はこれまでの債権団との経緯について自分の意見を表明する。その声は聞き届けられるだろう。
ツィプラス首相は国民投票の結果を債権団との交渉材料として使いたいようである。以下のコメントを見よう。 続きを読む ギリシャ問題、ツィプラス首相の発言一覧 (6/29)
ECB量的緩和前夜: 欧州各国要人の発言まとめ
ユーロ圏のデフレ回避のため、1月22日の政策決定会合でECB(欧州中央銀行)が量的緩和の実施を決定するという思惑から、欧州各国の要人たちが自分の国に有利になるように様々な発言をしている。ギリシャやアイルランドなど財政の危うい国々は、量的緩和の規模が大きくなるように、そして信頼の低い自分たちの国の債券もドイツ国債同様に買い入れられるように、また、買い入れのリスクが自分たちに降りかからないようにと一斉に声を上げている。例えばギリシャからはこうである。
ギリシャ・ハルドゥベリス財務相(ロイターより)
- 「量的緩和の規模が5500億ユーロに設定されれば、ギリシャには159億ユーロの恩恵がもたらされる」
- 「ギリシャ国債の格付けなどの要因により、ギリシャが受ける恩恵の規模が減らされることはあってはならない」
欧州は分裂するのか?: 欧州議会選挙後の各国の政治動向
欧州議会選挙のあと、EUが各国に課してきた緊縮財政、低インフレ政策への反発が増し、スペインやポルトガルでは早速雇用創出や減税などへの動きがロイターで報じられている。
とりわけスペインは動きが早く、63億ユーロの雇用創出案と法人税の減税を来週承認する予定である。南欧に資金をシフトした投資家は報われることになりそうだ。選挙の結果も含め、欧州議会選挙後の各国の動向を下記にまとめる。 続きを読む 欧州は分裂するのか?: 欧州議会選挙後の各国の政治動向
欧州議会選挙における反EU派の躍進でユーロ圏は真の経済回復へ
22日から25日にかけて実施された欧州議会選挙では、EUの推し進める財政緊縮策への反発から、フランスの「国民戦線」など反EU派の政党が多く議席を獲得した。これを受けて、ドイツのメルケル首相は加盟国が成長路線を取ることを容認する見解を示した。これは長らく望まれていた、ユーロ圏の真の経済回復への第一歩である。 続きを読む 欧州議会選挙における反EU派の躍進でユーロ圏は真の経済回復へ