フォロー終了: ワコム (TYO:6727)

ワコム (TYO:6727)のフォローを一旦終了する。理由は二つあり、短期的な利益をかなり毀損する決算にもかかわらず、株価が決算後の急落時以上の水準に回復していることと、IDCがタブレット型コンピュータの出荷台数予測を下方修正したこと(ビジネスワイヤ、原文英語)である。株価が短期的にも長期的にも割安な水準となった場合や、業績回復により直接的な材料が出た場合、フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。

投資戦略: ロング

フォロー開始時株価: ¥514

フォロー終了時株価: ¥494

リターン: -3.89%

 

フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

以前紹介した銘柄のフォローアップである。

前回の記事で文句なしの買い場と書いた時点から13%程度の上昇。ECBの追加緩和もあり住宅市場に再び希望が持たれている。€16程度で取引されていた時点よりもECBがかなりハト派に傾いたことを考えると、まだ割安と見るべきだろう。しかし欧州の問題が解決するためには時間がかかるとということを念頭に置いた、長期間の株価変動に耐えられるポジションの規模に留めたいことは一貫して同じである。 続きを読む フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

ユーロ売りは一旦ここまで、今後は量的緩和の導入を待つ

ユーロドルはウクライナの政治不安に後押しされ、早くもECBの緩和発表後の分析記事で想定した1.30に近い水準まで落ちた。このタイミングでウクライナでの停戦が発表されたことから、TLTRO(局所的長期資金供給オペ)を根拠としたユーロ売りはここまでとして良いだろう。初期から空売りを始めている投資家には深追いをする理由がない。投資は一番美味しい部分に大きく賭ければそれで良いのである。

今後は量的緩和の観測がマクロ経済学の観点から正当化される場合のみ空売りが可能となるだろう。そのためにはユーロ圏の消費者物価などを注視する必要がある。

投資戦略: ショート

フォロー開始時レート: 1.366

フォロー終了時レート: 1.315

リターン: +3.73%