「スペイン株個別銘柄」カテゴリーアーカイブ

フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

以前紹介した銘柄のフォローアップである。

前回の記事で文句なしの買い場と書いた時点から13%程度の上昇。ECBの追加緩和もあり住宅市場に再び希望が持たれている。€16程度で取引されていた時点よりもECBがかなりハト派に傾いたことを考えると、まだ割安と見るべきだろう。しかし欧州の問題が解決するためには時間がかかるとということを念頭に置いた、長期間の株価変動に耐えられるポジションの規模に留めたいことは一貫して同じである。 続きを読む フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)

ロシアがウクライナ国境付近に兵を進めていることで欧州市場が荒れている。また、欧州委員長に指名されたユンケル氏から南欧諸国が譲歩を引き出せそうにないとの観測から、紹介したスペインの建築会社FCC (BM:FCC)や保険会社のMapfre (BM:MAP)などが軒並み下落している。 続きを読む 欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)

フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰

ドイツ銀行が空売りポジションを精算。ここ数日で発行済み株式の1.49%を買い戻し、3月末から始まったショートポジションのすべてを解消した。前回の記事の通り、今日発表される決算はワコムにとっての悪条件が重なっているが、それでも高値から売りを始めたドイツ銀行としては不確定な決算で賭けをする必要もないということだろう。 続きを読む フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰

フォローアップ: FCC、ワコム

以前紹介した銘柄の現状確認である。

EU首脳会議でスペインに有利な交渉が行われなかった失望感から連日の下落。現時点でP/S(株価売上高倍率)は0.3をやや割っているから、利益率が5%まで回復した場合のP/Eは6弱ということになる。南欧諸国のEUの緊縮規定との戦いが長引きそうであることを考えれば妥当な水準だろう。 続きを読む フォローアップ: FCC、ワコム

フォローアップ: ユーロ、FCC、ワコム、CNNC International

下記は以前紹介した銘柄の現状確認である。

  • ユーロドル

ECB緩和発表後の高値1.366から下落し1.355付近で推移している。会合後の記事で書いた通り、長期的には1.30に向けて下落してゆくと想定しているが、ECBが実際に資金供給を行うのは9月と12月であり、この緩和は発表から実行までに多少間がある。 続きを読む フォローアップ: ユーロ、FCC、ワコム、CNNC International

[個別銘柄] Fomento de Construcciones y Contratas (BM:FCC): スペインの建設会社、ソロス氏、ゲイツ氏が投資

Fomento de Construcciones y Contratas (MB:FCC)

Yahoo Finance – 15年チャート

概要

Fomento de Construcciones y Contratasはスペインの大手建設会社である。スペインの建設株は、住宅バブル崩壊以降、最高値の数分の一の株価まで暴落しており、現在の欧州における反緊縮財政の動きが業績反転の契機となれば、歴史的な買い場となるだろう。ちなみに本銘柄には、ジョージ・ソロス氏やビル・ゲイツ氏が業績回復を見越して大口の投資をしたことが報じられている。 続きを読む [個別銘柄] Fomento de Construcciones y Contratas (BM:FCC): スペインの建設会社、ソロス氏、ゲイツ氏が投資