さて、2018年の世界同時株安以来上にも下にも行っていない株式市場だが、Brexitや米中貿易戦争の落とし所が見えてくるにつれて株式市場も上なのか下なのか結論を出そうとしているように見える。株式市場についてはこれまで少しずつ触れてきたが、ここで一度今後の動向について纏めてみよう。
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ビットコイン価格下落中、株安の前触れか
主要な市場は相変わらずあまり動いていないので、今回は動いている他の市場を取り上げよう。ビットコイン相場である。
続きを読む ビットコイン価格下落中、株安の前触れか世界経済の成長は株価に依存している
世界経済が鈍化している。2018年に世界同時株安が起こったとき、実体経済はむしろ絶好調だった。しかしそれから1年が経過し、世界経済は本当に鈍化しつつある。
大手メディアでは、世界経済が鈍化し始めているから株価が急落したのだということになっている。しかし実際には因果関係が逆である。株価が下落したから世界経済が鈍化し始めたのである。
続きを読む 世界経済の成長は株価に依存している2019年後半以降の株式市場・ドル円の推移動向予想
株式市場とドル円については随時記事にしているが、ここで一度今後の動向について纏めておきたいと思う。
続きを読む 2019年後半以降の株式市場・ドル円の推移動向予想9月FOMC会合は利下げ続行か、その後の相場の動きに注目
アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は米国時間9月17日から18日までFOMC会合を開き、金融政策を決定する。いつも通り市場の織り込む利下げ確率やその後の展望について説明したい。
続きを読む 9月FOMC会合は利下げ続行か、その後の相場の動きに注目日経平均急騰、今後の動向は? ドル円はどうなる?
日経平均が急騰した。短期的な要因としては、アメリカと中国が10月始めにワシントンで通商協議をすることで合意したことで貿易戦争への懸念が後退したこと、イギリスでジョンソン首相のEU離脱強行を議会が阻止する見込みであることなどが挙げられるが、どれも今後の相場についての本質的な原因ではないだろう。
続きを読む 日経平均急騰、今後の動向は? ドル円はどうなる?イールドカーブ逆転は何が問題なのかと、銀行株が暴落している理由
金融業界で最近話題になっているのがイールドカーブの逆転である。イールドカーブの逆転とは長短金利の逆転であり、つまり短期金利が長期金利を上回っている状態のことを指す。しかしイールドカーブの逆転はそもそも何が問題なのだろうか? この記事で一度纏めてみたい。
続きを読む イールドカーブ逆転は何が問題なのかと、銀行株が暴落している理由世界最大のヘッジファンド、ポートフォリオを大幅リスクオフへ
機関投資家のポジションを開示するForm 13Fによれば、レイ・ダリオ氏率いる世界最大のヘッジファンド、Bridgewaterが米国株や新興国株の買いポジションを大幅に減らしている。7月のFOMC会合以来株式市場が荒れる中、なかなか興味深い動きである。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド、ポートフォリオを大幅リスクオフへ株安でも利下げに反対するFOMC委員たち
アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)が7月にリーマンショック以来初めての利下げに踏み切って尚、株式市場は荒れている。市場は更なる金融緩和を要求しており、パウエル議長を含む何人かの委員は要求にある程度応える方針を明らかにしているが、パウエル議長はこの難しい状況下で更なる困難を見つけるかもしれない。それは、金融政策を決定するFOMCの委員の内、利下げに反対している委員たちである。
続きを読む 株安でも利下げに反対するFOMC委員たちガントラック氏: 利下げは手遅れ、株価はもう一度暴落する
2018年の世界同時株安を見事に予想した債券投資家のジェフリー・ガントラック氏が、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)の利下げは手遅れだとの見解をReutersのインタビューで述べているので紹介したい。
続きを読む ガントラック氏: 利下げは手遅れ、株価はもう一度暴落する