海外市場では三が日がない分市場は2日から開いていたが、日本では土日を経て6日からのスタートとなった。日経平均は前夜の米国市場の下げを引き継いでの下落となり、同時にドル円も年末年始から下落となっている。
続きを読む 年始の株式市場とドル円は下落、下げ相場が続けばどうするか?「米国の株式市場」カテゴリーアーカイブ
2020年の株式市場の動向予想、株価暴落の兆候なし
アメリカの株式市場は2018年の世界同時株安以来上がり続けている。世間では米中通商合意のおかげだということになってはいるが、様々な観点からの証拠がその推測を否定している。
続きを読む 2020年の株式市場の動向予想、株価暴落の兆候なし米国経済、個人消費は引き続き減速中
建前としては米中の通商合意第1段階によってアメリカの株式市場が市場最高値を更新する中で、その上昇に根拠がないことはこれまで指摘してきた通りである。
しかし株価が実体経済に好影響を与えるということもある。よって今回の記事ではアメリカの実体経済がどうなっているかを見て行きたい。
続きを読む 米国経済、個人消費は引き続き減速中米中貿易戦争、第一段階合意の株式市場への影響
アメリカと中国は長らく貿易について争っていたが、先日ようやく「第一段階」の合意に達した。何度も繰り返しているように貿易戦争自体は世界経済に大した影響を及ぼしてはいないが、金融市場が貿易戦争に反応しているため、投資家としては合意の内容を見て行かなければならないだろう。
続きを読む 米中貿易戦争、第一段階合意の株式市場への影響世界最大のヘッジファンド: 買いたい銘柄を買うな、買いたくない銘柄を買え
相場も天井圏らしい動きになってきたが、こうした場面にふさわしい助言を取り上げたい。世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏による投資のアドバイスである。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド: 買いたい銘柄を買うな、買いたくない銘柄を買え米国株は最高値更新もガンドラック氏の先行指標は下落継続
米中通商合意とイギリス総選挙を控え株式市場は楽観的なムードだが、金融市場に漂う不穏な気配は消えていない。これまで伝えている通り、上昇しているのは先進国の主要指数だけだからである。
続きを読む 米国株は最高値更新もガンドラック氏の先行指標は下落継続Form 13F: 著名ヘッジファンドが相次いで株式を売却、危機への備えか
今回の記事では機関投資家のポートフォリオの米国株買いポジションを開示するForm 13Fについて伝えてゆく。少し前まではどのファンドマネージャーがどの銘柄を買っているなど話題に事欠かないForm 13Fだったが、ここ最近は伝えるべきことが少なくなっている。何故ならば、ファンドマネージャーらが株を買っていないからである。
続きを読む Form 13F: 著名ヘッジファンドが相次いで株式を売却、危機への備えかTesla、新車デモで自慢の防弾ガラスを鉄球で叩き割って株価急落
Teslaの創業者イーロン・マスク氏がまたやってくれた。
続きを読む Tesla、新車デモで自慢の防弾ガラスを鉄球で叩き割って株価急落2019年の株高が本物のリスクオンではない理由
2018年の世界同時株安から株価は回復し、米国株はいまだ市場最高値付近にある。以下の記事に書いたように昨年の株安の原因となったのはアメリカの金融引き締めだが、それも今は停止されている。
今年は利下げも3回行われ、株価は戻り、株安の原因は取り除かれたように見えるが、市場全体を見渡してみると不吉な要素がいくつか見受けられる。
続きを読む 2019年の株高が本物のリスクオンではない理由トランプ大統領は利下げ停止に感謝すべき
11月13日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)のパウエル議長は議会証言で現在の金利水準が適切であると述べ、今年3回行われた利下げを当面停止する意思を表明した。
これは中央銀行に金融緩和を要求し続けてきたトランプ大統領には不服の残る決定かもしれない。しかし2020年11月の大統領選挙を控え、実際にはトランプ大統領にとって最良の結果となったのではないか。もしかすると、トランプ氏も口では不平を言いながら内心ではほっとしているかもしれない。
続きを読む トランプ大統領は利下げ停止に感謝すべき