「政治と文化」カテゴリーアーカイブ

イギリス国民投票結果速報: 開票率72%でEU離脱が優勢

現在開票が行われているイギリスのEU離脱を賭けた国民投票だが、最新の開票結果では、驚くべきことにYouGovによる出口調査とは逆の結果となっている。開票率は72%で、EU離脱派が51.7%、EU残留派が48.3%となり、EU離脱派が優勢となっている。YouGovによる調査ではEU残留が優勢となっていた。

人口の多く、残留派の多いロンドンのなかのいくつかの地域が未開票であるため、まだ形成の逆転する余地がないとは言えないが、開票率は既に高く、金融市場ではポンドが暴落し円高株安になるなど、離脱を織り込む形でリスクオフの気配となっている。

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イギリス国民投票結果速報: 出口調査はEU残留派が4%差で勝利

6月23日に行われたイギリスのEU離脱を問う国民投票が現地時間の22時に締め切られた。投票を済ませた有権者に対してYouGovが行った世論調査によれば、EU残留賛成が52%、EU離脱賛成が48%となり、4%差でEU残留を支持する人の数が上回った。

公式の結果は現在開票が行われているが、YouGovは2014年のスコットランド独立を賭けた国民投票で結果をかなり正確に予測した実績があり、信頼性が高いとされる。

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国民投票直前、イギリス世論調査でEU離脱派が大幅リードし逆転

イギリスは本当にEU離脱を選んでしまうかもしれない。

ロイターによれば、イギリスで6月8日から9日にかけて行われた世論調査で、EU離脱支持派が55%、EU残留派が45%となり、離脱支持派が10%差の大幅リードで優勢となった。世論調査の数字は調査方法ごとに異なり、一概に比べることは出来ないが、先月までは多くの調査で残留派が優位となっていたのであり、ここまで大差で離脱が優勢となったのは初めてではないか。

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イギリスのEU離脱国民投票はどうなるか?: 移民問題、ユーロ危機、世論調査

イギリスのEU離脱(Brexit)問題については以前にも報じたが、6月に入り国民投票の日程も近づいているので、事前の世論調査や関係者の発言など、最新の状況を再びまとめてみたいと思う。

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安倍首相がシリア難民150人受け入れを発表、日本の治安と文化は終焉へ

本当は政治のことなど書きたくはないのだが、これだけは海外における移民政策の実情を知っている人間が書いておかなければならない。

5月20日、安倍首相は中東安定化政策の一環として150人のシリア難民を日本に受け入れることを表明した。ニュースなどでは「シリア難民を留学生として受け入れ」などという意味の分からない表現になっているが、留学生や外国人労働者という名前を使ってどれだけ隠そうとも、自民党は移民推進政党なのであり、そして今回の措置は遂に最後の一線を超えてしまった。

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元ロンドン市長: EU統一を目指すドイツの目的はヒトラーと同じヨーロッパ支配だ

わたしはもうこれをずっと言い続けているが、ようやくヨーロッパの政治家にもEUに関する実情をはっきりと言ってのける人物が現れたようである。

最近ロンドン市長を後任に譲ったボリス・ジョンソン氏がテレグラフ紙のインタビュー(原文英語)でドイツの主導するEUを批判している。6月にイギリスで予定されているEU離脱の国民投票を見据えての発言である。ジョンソン氏はEU離脱賛成派で次期首相候補の一人と言われており、イギリスでは人気の政治家である。

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エリザベス女王: 中国高官一行は非常に無礼だった

イギリスのエリザベス女王がバッキンガム宮殿で開かれたパーティーで、中国の習近平国家主席がロンドンを訪れた際、中国の政府高官たちは「非常に無礼だった」とコメントしたとガーディアン(原文英語)が報じている。

引用元には動画も掲載されているが、女王が宮殿の庭で当時の警備担当者たちと会話をした時のもので、女王らは中国を批判するというよりはむしろ淡々と、苦笑を交えながら当時のことを振り返っている。イギリス人は、中国人とはそういうものだと諦めているのである。

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ロシアのプーチン大統領、米大統領選候補のドナルド・トランプ氏を絶賛

もうタイトルだけで面白い組み合わせである。ロシアのプーチン大統領が、米大統領選の有力候補の一人とされているドナルド・トランプ氏を絶賛した。

フランス通信社によれば、プーチン大統領はトランプ氏を「非常に傑出した人物で、才能があることは疑いようがない」「彼の人徳を評価するのはわれわれではなく米国の有権者だが、彼こそが大統領選の絶対的な立役者だ」と絶賛した。

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大晦日に移民が集団でヨーロッパ人女性に性的暴行、ドイツ、スイス、フィンランドで

だから言っただろう、と何度口にしたことだろう。大晦日の夜、ヨーロッパの各地で移民とみられる集団が、ケルン、チューリッヒ、ヘルシンキなどの都市で多数の女性に強盗や性的暴行を行ったとのニュースがヨーロッパで話題になっている。BBCフランス通信社Sputnikなどが伝えている。

一番被害の多かったのはドイツのケルンであり、性的嫌がらせを受けたとされる被害届が150件警察に提出されている。女性を襲った集団は約1000人にも上り、目撃者や警察の証言では彼らの多くがアラブ系か北アフリカ系に見えたとのことである。

ある女性は「彼らはわたしたちを抱きしめてキスしようとした。男のひとりは友達のバッグを盗んだ」と話している。ケルン中央駅のそばで15歳の娘とパートナーを連れて歩いていた男性は、集団に囲まれたものの助けられなかったと話し、「連中は娘やわたしのパートナーの胸をつかみ、足の間をまさぐった」と語った。地獄のような心中だろう。

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