4月23日に行われたフランス大統領選挙の第一回投票では、親EUで移民推進派のマクロン氏と反EUで反移民の国民戦線ルペン氏が当選確実となり、決選投票に進む見通しとなった。フランス内務省の開票速報をロイターなどが伝えている。
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フランス大統領選挙: 反移民政党を未だに「極右」と呼ぶメディアの愚かさ
フランス大統領選挙について、選挙戦の推移や各候補者の公約などについては様々な人々が取り上げているから割愛するが、今回の記事で言いたいことは一つである。反移民、反EUを掲げる国民戦線の大統領候補ルペン氏について取り上げたメディアの報道を並べてみよう。
娘のイヴァンカ氏、トランプ大統領にシリア攻撃を指示、反対した「極右」バノン氏は左遷へ
米国のトランプ政権はシリアにミサイル攻撃を行なった。トランプ大統領のこれまでの主張と矛盾するものだが、そうなった経緯については前の記事で説明した。
これに反対したのがトランプ政権の首席戦略官で、米国の大手メディアに極右の危険人物と呼ばれたスティーブ・バノン氏である。
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由
アメリカのトランプ政権がシリアに59発のトマホークミサイルを打ち込んだ。トランプ氏は大統領選挙中より中東問題から距離を置くことを公約にしていたため、多くの人々を驚かせた。背景についてはこれまで概ね伝えているが、トランプ大統領がシリア空爆に踏み切った理由について、やはりもう一度書いておきたいと思う。
米国トランプ政権がシリアをミサイル攻撃、各国の反応まとめ
トランプ大統領率いるアメリカがシリアに59発のミサイルを打ち込んだ。言いたいことは色々あるが、先ずは事態の概要と各国の反応を纏めておきたい。
ジム・ロジャーズ氏: 移民は優秀だ、外国人はいつも標的にされる
ジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを立ち上げたことで知られる著名投資家のジム・ロジャーズ氏がBloombergの番組(原文英語)で様々な話題について議論している。
トランプ大統領: オバマケアは爆発する
トランプ政権は選挙中の公約通り、オバマ前大統領の始めた国民皆保険制度のオバマケアを廃止し、新たな制度を作る法案を提案して議会を通そうとしていたのは報じていた通りだが、結局トランプ大統領は身内であるはずの共和党議員の説得に失敗し、採決にも至らず法案を取り下げた。
フィリピン大統領: 西洋は他国に自分たちの文化を押し付けるな
フィリピンのドゥテルテ大統領が吠えている。フィリピンが現在行なっている麻薬撲滅政策のもとで超法規的な殺人が行われているとしてEU議会の政治家たちがフィリピンを非難しているが、これに対してドゥテルテ大統領が答えている。Guardian(原文英語)など各紙が報じている。
トランプ政権を侵食するアメリカ政府のロシア嫌い
アメリカ政府の、というよりはアメリカ民主党のロシア嫌いが爆発している。
ロシア大使との対話を巡ってフリン大統領補佐官が辞任させられたのは報じたばかりだが、今度はジェフ・セッションズ司法長官も昨年ロシア大使に会っていたとしてアメリカのニュースでは大騒ぎである。
スコットランドはまたイギリスからの独立を問う国民投票を実施するのか?
2016年6月、イギリスは国民投票においてEU離脱を決定したが、それ以来スコットランド政府がイギリスからの離脱を問う国民投票をスコットランドに再び認めるようイギリス政府に迫っている。