2020年に世界中が現金給付を行なった頃から筆者を含む投資家たちが警告してきた世界的なインフレが、ようやく一般の人々にも意識されるようになった。筆者に言わせれば今更の話なのだが、日用品の価格が高騰し、人々はようやく慌て始めている。
だが原料価格高騰で利益を受ける国もある。エネルギー資源や金属、農作物などを輸出する資源国である。
続きを読む 世界的インフレで豪ドルやカナダドルなど資源国通貨は買いか?2020年に世界中が現金給付を行なった頃から筆者を含む投資家たちが警告してきた世界的なインフレが、ようやく一般の人々にも意識されるようになった。筆者に言わせれば今更の話なのだが、日用品の価格が高騰し、人々はようやく慌て始めている。
だが原料価格高騰で利益を受ける国もある。エネルギー資源や金属、農作物などを輸出する資源国である。
続きを読む 世界的インフレで豪ドルやカナダドルなど資源国通貨は買いか?ロシアのウラジミール・プーチン大統領の報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、プーチン氏がロシアの通貨ルーブルを金価格に対して固定することを議論していると明らかにした。いわゆる金本位制度の復活を示唆したということである。
続きを読む ロシア、金本位制の復活を検討: 紙幣からの逃避の始まり世界的に株式市場がぐらついている。理由は当然ながらインフレ対策のためのアメリカの金融引き締めだが、株価が下がる一方でドルはまだ下がっていない。
一方、これまでも述べてきているように本格的なリスクオフになればドルも下落を免れないだろう。そこで今回は、同じく金融引き締めで株価が暴落した2018年の相場ではドル円がいつ下落に転じたのかを確認したい。
続きを読む 2018年の世界同時株安でドル円が急落したタイミングを再確認するアメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで、ウクライナ危機後のロシアについて面白いことを語っている。
続きを読む サマーズ氏: ロシアは対露制裁でむしろ儲かっている引き続きCNBCによるDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のインタビューである。彼はドルが下落すると予想し、そのタイミングまで指摘しているので紹介したい。
続きを読む ガンドラック氏、ドル暴落のタイミングを語るクレディ・スイスの短期金利ストラテジストであるゾルタン・ポズサー氏がFinancial Repression Authorityのインタビューで2022年からの通貨革命について語っている。前にも言ったが、彼はクレディ・スイスに置いておくには勿体無い逸材である。
続きを読む ポズサー氏: 預金と国債の時代からゴールド保有の時代へさて、ここではレイ・ダリオ氏やジェフリー・ガンドラック氏など世界的な専門家の中でも著者がその知見を信頼する人物の相場観だけを伝えているが、今回はその中にもう1人加えたいと思う。
クレディ・スイスで短期金利ストラテジストをやっているゾルタン・ポズサー氏である。
続きを読む ポズサー氏: 制裁合戦で金本位制復活、コモディティ高騰でインフレ危機へジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを設立したことで有名なジム・ロジャーズ氏がStansberry Researchのインタビューでウクライナ情勢とドル相場について語っている。
続きを読む ジム・ロジャーズ氏: ウクライナ危機でドルは暴落するアメリカの物価高騰で中央銀行は利上げと量的引き締めに動いており、株式市場が荒れており、一方で金属や農作物などのコモディティはむしろ好調だということを報じてきた。
ここでは債券市場についても書いている。しかし長らく語っていないもう1つの市場がある。為替市場である。
続きを読む 2022年ドル円の推移予想: インフレによるドル高は持続せずドル円暴落へ引き続きDoubleLine Capital主催の会議より創業者ジェフリー・ガンドラック氏の相場観を紹介する。今回は長期金利の水準とドルの下落に関する部分である。
続きを読む ガンドラック氏: ドルが下落しないのは向こう見ずな日欧の投資家がドル資産を為替ヘッジなしで買っているから