日経平均が急騰した。短期的な要因としては、アメリカと中国が10月始めにワシントンで通商協議をすることで合意したことで貿易戦争への懸念が後退したこと、イギリスでジョンソン首相のEU離脱強行を議会が阻止する見込みであることなどが挙げられるが、どれも今後の相場についての本質的な原因ではないだろう。
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ドル円下落の原因と世界同時株安の今後の見通し
ドル円は相変わらず激しい値動きをしているが、ここではより大局的な見方で相場を説明してゆく。
続きを読む ドル円下落の原因と世界同時株安の今後の見通し8月世界同時株安とドル円下落の理由
株価がまた世界的に下落している。発端はアメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)のパウエル議長の発言だが、問題が単にそういう短期的なものでないことはここの読者であれば周知の事実だろう。
続きを読む 8月世界同時株安とドル円下落の理由世界最大のヘッジファンド、量的緩和バブルの限界と金価格上昇を予想
世界最大のヘッジファンド、Bridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が量的緩和バブルの限界を予想している。かなり長い記事(原文英語)なのだが、今後の相場を予想する上で非常に重要なので要点をここで説明したい。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド、量的緩和バブルの限界と金価格上昇を予想日経平均の空売りを利益確定、ドル円の空売りへ完全移行
タイミングについてずっと考えていたが、そろそろそうするべきだろうと思う。
続きを読む 日経平均の空売りを利益確定、ドル円の空売りへ完全移行株式市場は反発も流動性は足りていない
2018年後半の世界同時株安によって、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融引き締めの撤回を余儀なくされた。利上げは停止され、量的引き締めは9月までに終了ということになっている。
ここでは世界同時株安の前から予想していた通り、株価下落の理由はFedが金融引き締めによって金融市場から資金を吸い上げていたからである。
続きを読む 株式市場は反発も流動性は足りていない3月FOMCは量的引き締めの停止を予告、日経平均とドル円への影響は?
アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は米国時間で3月19日から20日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、2018年10月から起こった世界同時株安に対する対策を纏めた。
続きを読む 3月FOMCは量的引き締めの停止を予告、日経平均とドル円への影響は?上がった米国株、上がらない日経平均、ドル円含め今後の動向は
2018年10月に始まった世界同時株安が反発トレンドを継続している。その中で1つ興味深いのは、米国株の反発に比べて日経平均の反発が弱いことである。
続きを読む 上がった米国株、上がらない日経平均、ドル円含め今後の動向は1月FOMC会合結果: 量的引き締めの早期終了から量的緩和の再開まで様々な選択肢を提示
1月29日から30日にかけて、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を行なった。
続きを読む 1月FOMC会合結果: 量的引き締めの早期終了から量的緩和の再開まで様々な選択肢を提示Apple決算でドル円急落? 本質的な原因と今後の相場見通し
さて、ドル円の下落については前日の記事で報じているが、そこから更に円高ドル安に転じているので補足しておこう。
原因として報じられているのはAppleの決算で、中国における売上の低迷から業績が下方修正されたことである。ただ、投資家にとっての一つの問題は、ドル円の急落の本質的な理由が本当にAppleの決算かどうかということである。
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