「米国CPI」カテゴリーアーカイブ

アメリカのインフレ率、急降下は6月で終わりの理由

アメリカの最新6月のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は3.1%となった。一時9%まで上がっていたインフレ率はかなり下落し、目標とされている2%まで近づいたことになる。

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5月米国のインフレ率はインフレ悪化の兆し

さて、5月分のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表された。全体のインフレ率が下がったことでインフレ減速を予想する声が多いが、筆者としてはむしろかなりインフレ寄りのデータだったと思っている。

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サプライズなしの4月米国インフレ率発表でドル安に動いた理由

さて、引き続き注目されているアメリカのインフレ率である。最新4月のインフレ率が発表され、前年同月比では5.0%となり、3月と同じ数字となったが、いつも通りもう少し詳しくインフレの内容を見てゆきたい。

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3月米インフレ率はサービスのインフレが減速、経済急降下確定へ

3月のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表され、個人的にはアメリカ経済の減速を決定的とするデータとなっていると考えている。その理由をこの記事では説明してゆきたい。

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2月の米インフレ率はサービスの加速示す、利上げで抑えればハードランディングへ

さて、注目のアメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表された。2月のインフレ率はここ1年の上昇率を示す前年同月比で6.0%となり、1月の6.3%から更に減速した。

だがこのデータで一番重要なのはサービスのインフレが加速していることだ。それを止めるには高金利を続けなければならず、それはアメリカ経済がハードランディングへの道へ向かうことを意味している。

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