年始からずっと言っていることだが、2022年は物価高騰の年であり、今のインフレはまだまだ序の口である。
続きを読む 2月の米国インフレ率は7.9%、今後更なる物価高騰へ「米国の経済統計」カテゴリーアーカイブ
12月のアメリカの住宅価格は18.8%上昇、サブプライムバブルを大きく上回る
これまでは逐次報じることはしていなかったが、インフレの世界で気にしなければならない経済データといえば住宅価格だろう。12月分のケース・シラー米国住宅価格指数が発表され、前年同月比で18.8%の上昇となった。
続きを読む 12月のアメリカの住宅価格は18.8%上昇、サブプライムバブルを大きく上回る1969年の米国で6%のインフレを抑えるためにどれだけの利上げが必要だったか
アメリカやヨーロッパにおける物価高騰を抑えるために中央銀行は利上げを余儀なくされており、2022年の株式市場では今年何回の利上げが行われるのかということが問題になっている。
だが実際にどれだけの利上げが行われるのだろうか? それを考えるためには、アメリカで過去に同じ規模のインフレが起こった時にどうだったかを調べるべきだろう。
続きを読む 1969年の米国で6%のインフレを抑えるためにどれだけの利上げが必要だったか1月の米国CPIは7.5%に加速、コロナが全力でインフレを支援
2月10日に1月のアメリカCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は7.5%(前年同月比)で前月の7.1%を上回る物価上昇となった。
1年間で貯蓄の実質的価値がそれだけ減ったという意味では数字自体も相当だが、内容を見るとコロナがまったくデフレ的ではないという事実が浮かび上がる。
続きを読む 1月の米国CPIは7.5%に加速、コロナが全力でインフレを支援好調な2021年第4四半期米国GDPはインフレと経済過熱に依存している
2021年第4四半期(10月-12月)のアメリカGDP統計が発表されているのでそちらも解説しておこう。
GDP統計は数字だけ見て上がった下がったを考えてもあまり意味がない。中身を見なければアメリカ経済の実体は見えてこないのである。
続きを読む 好調な2021年第4四半期米国GDPはインフレと経済過熱に依存しているコロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1%
1月12日、アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表された。12月のインフレ率は7.1%(前年同月比、以下同じ)となり、前月の6.9%から加速してついに7%台となった。
続きを読む コロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1%11月米インフレ率はやや減速も高水準 来年の連続利上げは不可避
さて注目のインフレ率である。アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)のデータが公表され、11月分は9.8%(前月比年率、以下同じ)の物価上昇となり、10月の11.9%からは減速したものの依然としてかなり高い水準を維持している。
続きを読む 11月米インフレ率はやや減速も高水準 来年の連続利上げは不可避10月の米個人消費は好調、しかしインフレ要因に
アメリカのインフレとそれに伴う中央銀行の利上げ観測が話題になっているが、実体経済の方も見てゆきたい。
続きを読む 10月の米個人消費は好調、しかしインフレ要因に10月の米小売店売上高やや加速で久々に明るいニュース
アメリカ経済の先行きを占う個人消費の先行指標となる小売店売上高が発表されたので報じたい。
続きを読む 10月の米小売店売上高やや加速で久々に明るいニュース10月の米インフレは年率12%近い高騰、来年は物資不足か
最新のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表され、10月は11.9%(前月比年率、以下同じ)の上昇となり、前月の5.1%から急加速した。
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