「米国の経済統計」カテゴリーアーカイブ

3月のアメリカ失業率低下はアメリカ経済終了のサイン

今金融市場でもっとも重要であると言っても過言ではないアメリカの雇用統計が発表された。何故それが重要であるかと言えば、アメリカのインフレは原油価格の下落で下落基調だが、サービスのインフレだけは加速を続けており、賃金がサービス業の主なコストだからである。

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2月の米インフレ率はサービスの加速示す、利上げで抑えればハードランディングへ

さて、注目のアメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表された。2月のインフレ率はここ1年の上昇率を示す前年同月比で6.0%となり、1月の6.3%から更に減速した。

だがこのデータで一番重要なのはサービスのインフレが加速していることだ。それを止めるには高金利を続けなければならず、それはアメリカ経済がハードランディングへの道へ向かうことを意味している。

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2月の米雇用統計、ついに失業率上昇・賃金インフレ減速か

現在金融市場における最重要指標となっているアメリカの2月の雇用統計が発表された。インフレ減速を予想する筆者のような投資家にはプラスの内容だったと言えるが、より詳しく内容を見てゆこう。

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サマーズ氏: 利上げは必要もブレーキ踏みすぎで経済クラッシュの可能性

アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、動向が注目されているアメリカのインフレ率についてコメントしている。

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CPIの住宅インフレは住宅価格のピーク後最長3年近く続く

アメリカのインフレ率の動向に世界中の投資家が右往左往している。結局のところ、金融引き締めはこれで十分なのかということが株式市場にとっても債券市場にとっても重要だからである。

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1月のアメリカのインフレ率はソフトランディングが不可能であることを示している

さて、世界中の投資家が注目するアメリカのCPI(消費者物価指数)である。

2月14日に発表されたデータによると、1月のアメリカのインフレ率は6.3%(前年同月比、以下同じ)となった。前回の6.4%から減速はしたものの、何ヶ月も急落していたインフレ率の急落が鈍化した形となる。

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11月の米住宅価格は下落続く、今年前半はインフレ減速継続へ

2022年11月のアメリカのケース・シラー住宅価格指数が発表され、アメリカの住宅価格は前年同月比(以下同じ)で7.7%の上昇となり、前回の9.2%から減速した。

Fed(連邦準備制度)の利上げで住宅ローン金利が上がっていることで、2022年4月以降減速が続いている。

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アメリカ経済は確実に減速している、2022年4QアメリカGDP

さて、今週発表された2022年第4四半期アメリカGDP統計である。物価高騰でアメリカ国民が苦しんでいる中、アメリカの実質経済成長率はGDP1.0%(前年同期比、以下同じ)となり、前回1.9%から減速した。

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アメリカの12月インフレ率は6.4%に減速、ドル安継続へ

1月12日、アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、12月のインフレ率は6.4%(前年同月比、以下同じ)となった。前回の7.1%から更に減速し、昨年のピークである9.0%に比べてインフレ率は2.6%下落したことになる。

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