「商品市場」カテゴリーアーカイブ

OPEC+の原油減産で憤るインフレを引き起こした政治家たち

中東諸国などで構成されるOPECを中心とした産油国の集まりであるOPEC+が原油の減産を決定したことで、原油価格が急騰している。これについて各国の政治家たちがコメントしているので取り上げたい。

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1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移

世間でインフレが話題になるなか、ゴールドやシルバー、とうもろこしや小麦などの金融市場で取引されるコモディティ銘柄がインフレ回避のために買われ、金融引き締めが行われるたびに下落してゆく。

だがインフレが長期化するならば、コモディティ相場の上昇は長期トレンドである。その時に各銘柄はどのように動くのか。どの銘柄を買えば良いのか。

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ジム・ロジャーズ氏: 景気後退でコモディティは調整へ

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを立ち上げたことで有名なジム・ロジャーズ氏がmoneycontrolのインタビューで金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティ市場について語っている。

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金価格高騰予想のポールソン氏、短期的にはゴールド下落を予想

引き続き、リーマンショック時にサブプライムローンを空売りして利益を上げたことで有名なジョン・ポールソン氏の、アラン・エルカン氏によるインタビューである。

今回は金相場の短期予想について語っている部分を紹介する。

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世界最大のヘッジファンド: 金融引き締めで経済恐慌かインフレ第2波で経済リセット、どちらになるか?

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、際限なく続けられた金融緩和の後始末について自身のブログで語っている。

インフレ政策の後始末には2つの方法がある。だがどちらもあまり良い結果にはならないようだ。

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ポールソン氏: ドルからの離脱が今のトレンド、資金逃避で金価格上昇へ

ジョン・ポールソン氏はリーマンショックでサブプライムローンを空売りして巨額の利益を上げたことで有名なヘッジファンドマネージャーである。

そのポールソン氏が、アラン・エルカン氏によるインタビューで、第2次世界大戦以後基軸通貨で有り続けてきたドルの長期的な先行きについて語っている。

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2023年はコモディティ底値買いの年: 原油、天然ガス、農作物、金相場の推移予想

前回の記事では2023年の著名投資家らの金融市場予想について纏めた。

ただ、その中で金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティ銘柄については詳しくは触れていなかったので、今回はコモディティについて書きたい。

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底打ちする期待インフレ率が金価格を押し上げる

2022年は世界的な物価高騰が話題になった年だが、何事も実体経済より先回りする金融市場ではもう何ヶ月もインフレ減速について議論されている。

だが一方で金融市場はインフレ長期化のリスクを長らく過小評価してきた。それが少しずつ変わりつつあり、それが金相場を押し上げている。

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