ロシアによるウクライナ侵攻が続いていることを受け、EUはロシア産原油の禁輸でついに合意したものの、パイプライン経由で輸入するものについては禁輸から除外するとした。
ここの読者ならもうお分かりだと思うが、またEUは自殺的手段を選んでしまった。残念ながらこの決定はEUの首を絞めるだけでロシア経済には何の効果も及ぼさない。
続きを読む EU、ロシア産原油を禁輸、パイプライン経由は除外 ソロス氏の警告届かずロシアによるウクライナ侵攻が続いていることを受け、EUはロシア産原油の禁輸でついに合意したものの、パイプライン経由で輸入するものについては禁輸から除外するとした。
ここの読者ならもうお分かりだと思うが、またEUは自殺的手段を選んでしまった。残念ながらこの決定はEUの首を絞めるだけでロシア経済には何の効果も及ぼさない。
続きを読む EU、ロシア産原油を禁輸、パイプライン経由は除外 ソロス氏の警告届かず世界的なインフレが話題になっているが、投資家、特にここの読者にとってはもう2年前から注目してきた古い話である。
続きを読む コモディティの高騰止まらず、原油や金は高値更新目指す勢いさて、最近の記事では今後恐らく10年程度は続くであろうインフレの時代や、人々の資産の保有方法が貯金や国債からゴールドなどのコモディティに移るという長期の話をしてきた。
だがインフレを避けるためにコモディティを買うにしても、足元の相場の動きがどうなるのかを知る必要があるだろう。そこでこの記事では直近のコモディティの相場動向について確認してみたい。
続きを読む ウクライナ危機の後に下落したコモディティは買いか?恐らくはその見方が妥当なのだろう。DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がMagnifiによるインタビューで、ロシアのウクライナ侵攻を受けて急騰しているエネルギー価格にコメントした。
続きを読む ガンドラック氏: 原油価格は倍の200ドルまで上昇する以前述べた通り株式市場にはほとんど影響を及ぼしていないロシアのウクライナ侵攻だが、エネルギー資源や金属、農作物などのコモディティ市場への影響は大きくなっている。
そこで各コモディティ銘柄のチャートの現状を再確認するとともに、筆者の保有するコモディティ買いポジションの今後について書きたい。
続きを読む ウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買いIcahn Enterprisesのカール・アイカーン氏が86歳の誕生日に行われたBloombergのインタビューで、コロナ相場の初期に原油をマイナス30ドルで買った話をしている。
続きを読む アイカーン氏: 原油をマイナス30ドルで買ったアメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がガソリン価格高騰とその対策について政府を非難しているので紹介したい。
続きを読む サマーズ氏: ガソリンの価格高騰対策でインフレ悪化へ 現金給付の悪夢を人はもう忘れている2022年初めからの株価の下落は読者もよく知っているだろう。しかし同時に金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティはどう推移しているだろうか?
続きを読む 世界同時株安でもコモディティが下落していない理由世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がアブダビ・サステイナビリティ・ウィーク・サミットでインフレと脱炭素政策について語っている。
続きを読む レイ・ダリオ氏、環境サミットで脱炭素に警鐘、原油業者を賛美イギリスのグラスゴーで行われたCOP26で、化石燃料に対する公的融資を2022年末までに停止することで20ヶ国が合意した。
世界にエネルギーが有り余っている訳でないにもかかわらず、人為的に化石燃料を干上がらせようとする脱炭素政策はすでに原油と天然ガスの価格を大幅に高騰させているが、この決定でその傾向は止まらなくなるだろう。
続きを読む COP26の化石燃料事業への融資停止はエネルギー価格高騰をもたらす