「米国の債券市場」カテゴリーアーカイブ

アイカーン氏: 永遠に紙幣を印刷し続けることは出来ない、パーティは終わり

Icahn Enterprisesのカール・アイカーン氏がBloombergのインタビューで、1970年代の物価高騰と当時の株価暴落がこれから再現すると述べている。

続きを読む アイカーン氏: 永遠に紙幣を印刷し続けることは出来ない、パーティは終わり

世界最大のヘッジファンド: インフレになって驚いているリフレ派は馬鹿じゃないのか

思い切ったタイトルを付けてみたが、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がLinkedInのブログで言っていることを要約すると確かにこうなる。

続きを読む 世界最大のヘッジファンド: インフレになって驚いているリフレ派は馬鹿じゃないのか

1969年の米国で6%のインフレを抑えるためにどれだけの利上げが必要だったか

アメリカやヨーロッパにおける物価高騰を抑えるために中央銀行は利上げを余儀なくされており、2022年の株式市場では今年何回の利上げが行われるのかということが問題になっている。

だが実際にどれだけの利上げが行われるのだろうか? それを考えるためには、アメリカで過去に同じ規模のインフレが起こった時にどうだったかを調べるべきだろう。

続きを読む 1969年の米国で6%のインフレを抑えるためにどれだけの利上げが必要だったか

世界同時株安でもコモディティが下落していない理由

2022年初めからの株価の下落は読者もよく知っているだろう。しかし同時に金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティはどう推移しているだろうか?

続きを読む 世界同時株安でもコモディティが下落していない理由

サマーズ氏: インフレで政策金利は2%以上まで利上げされる可能性

アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューでアメリカの物価高騰とFed(連邦準備制度)の利上げについて語っている。

続きを読む サマーズ氏: インフレで政策金利は2%以上まで利上げされる可能性

急速にスタグフレーションを織り込む金融市場

2022年1月から急落した株価がある程度反転して安堵している投資家も居るかもしれない。しかしそれは株式市場だけを見た場合の話であって、金融市場全体を見渡すと悲観が支配したままであることが分かる。

続きを読む 急速にスタグフレーションを織り込む金融市場

2022年2月、株式市場は下落相場から反発したのか?

アメリカのインフレとそれに伴う金融引き締めへの懸念で株式市場は年始から急落したが、いま株式市場は下落幅の半値を戻した。株価暴落の危機は去ったのだろうか? 今回は下落相場というものがどういうものかについて話したい。

続きを読む 2022年2月、株式市場は下落相場から反発したのか?

マイナード氏: 中央銀行は株価暴落以外に利上げの行き過ぎを知る方法がない

Guggehneim Partnersのスコット・マイナード氏がBloombergのインタビューで、面白いことにFed(連邦準備制度)のバランスシート縮小に賛成しながら利上げを批判している。

続きを読む マイナード氏: 中央銀行は株価暴落以外に利上げの行き過ぎを知る方法がない

資本主義者ドラッケンミラー氏、アメリカの金融緩和終了を歓迎

かつてジョージ・ソロス氏の下でQuantum Fundを運用していたスタンレー・ドラッケンミラー氏がCNBCのインタビューでFed(連邦準備制度)の量的緩和終了と金融引き締めの開始についてコメントしている。

続きを読む 資本主義者ドラッケンミラー氏、アメリカの金融緩和終了を歓迎

アメリカ、2018年の株価暴落を引き起こした量的引き締めを発表

やってしまったと言うか、他にどうしようもなかったと言うか、どうだろうか。アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合の結果を米国時間1月26日に発表し、政策金利の維持を決定した。

しかし問題は同時に発表された量的引き締めである。

続きを読む アメリカ、2018年の株価暴落を引き起こした量的引き締めを発表