「米国の債券市場」カテゴリーアーカイブ

急速にデフレを織り込み始める金融市場

世界的な物価高騰がニュースを賑わわせているが、ここの読者にとってインフレは現金給付の当然の帰結であり、筆者が2年前から警告していた状態であることを覚えているだろう。

それから2年後、ようやく世間がインフレで騒ぎ始めたのだから、ここではそろそろデフレを予想する時期だろう。常に後追いの世間や政治家を尻目に投資家は先を行くのである。

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マイナード氏: 株価が暴落しても中央銀行はもう助けに来られない

インフレ対策でFed(連邦準備制度)が利上げなどの金融引き締めを続け、株価が暴落する中、Guggenheim Partnersのスコット・マイナード氏がBloombergのインタビューでインフレと市場経済の今後について語っている。

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サマーズ氏: 景気後退でもインフレは下がらないかもしれない

アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、Bloombergのインタビューでアメリカの景気見通しについて語っている。

不謹慎で申し訳ないが、元々悲観的だった彼の予想がどんどん悲観的になっていて聞いていて面白い。

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6月FOMC会合結果は通常の3倍の0.75%利上げ 引き締め相場は続く

アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は米国時間6月14日から15日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、通常の3倍の利上げ幅である0.75%の利上げを決定した。政策金利は1.5%まで上げられたことになる。

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ガンドラック氏: インフレが良いものだという幻想

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、長らく警告し続けていて今年現実のものとなってしまったアメリカの物価高騰について自社のWebcastで語っている。

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サマーズ氏: インフレは全然ピークではない、金利は上がり続ける

アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergによるインタビューで、アメリカにおける物価高騰と、株安を引き起こしている金融政策の行方について語っている。

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ドラッケンミラー氏、株式と債券を大量空売りに成功 株安は続く

かつてジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用したスタンレー・ドラッケンミラー氏がSohn Investment Conferenceで、2022年の株安相場における自身のトレードについて語っているので紹介したい。

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