1月29日から30日にかけて、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を行なった。
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世界同時株安、年始からの反発は続くのか? 今後の見通しは?
2018年10月から始まった世界同時株安が続いているが、短期的には底値から一旦反発し、これからどうなるかというところである。相場の雰囲気は悲観から一転して楽観ムードになっていると言うべきだろう。
個人的には短期的な値動きには興味がないのだが、少なくともこの楽観ムードを支えている理屈の内、合理的でない部分を明確に指摘しておきながら、この反発を眺めたいと思う。
続きを読む 世界同時株安、年始からの反発は続くのか? 今後の見通しは?12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答
アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は12月18日から19日にかけて金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、今年4回目となる利上げを決定した。
続きを読む 12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答著名ファンドマネージャーらが12月FOMC会合の利上げの危険性を警告
2018年10月から始まった世界同時株安が継続している中、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は米国時間12月19日にFOMC会合において今年4度目の利上げを決定する可能性が高いと予想されている。
その直前となった今、複数の著名ファンドマネージャーが相次いで12月利上げの危険性について警告を発しているので紹介したい。
続きを読む 著名ファンドマネージャーらが12月FOMC会合の利上げの危険性を警告世界最大のヘッジファンド: 世界同時株安はリーマンショックとは違う
世界同時株安が収まらない中、世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が再び現在の状況についてコメントしているので紹介したい。Business Insider(原文英語)が伝えている。
世界最大のヘッジファンドが世界同時株安の原因を語る
世界最大のヘッジファンドであるBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が再び世界同時株安とその背景について語っているので紹介したい。金融市場ではFed(連邦準備制度)のパウエル議長の発言に反応して金利が低下しており、ダリオ氏はそれについてもコメントしている。
パウエル議長の致命的誤りが株式市場暴落の理由となる
アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)のパウエル議長がジャクソンホールで講演を行った。現在行われている利上げと量的引き締めというアメリカの金融引き締め政策を擁護する内容であり、引き締めの継続を宣言した。
大変残念ながら、彼の判断は間違っている。パウエル議長が彼の理屈で金融引き締めを続ければ、株式市場は確実に崩壊し、世界経済は不況に陥るだろう。
JPモルガンCEO: 長期金利は5%まで高騰する可能性あり
アメリカが未曾有の金融引き締めを続けるなか、JPモルガンのCEO、ジェイミー・ダイモン氏が長期金利の更なる高騰を警告している。世界の金融市場を左右するアメリカの長期金利は、2月に3%近くまで上昇したことで世界同時株安を引き起こしているがダイモン氏は5%まで上昇する可能性を示唆している。
ドラッケンミラー氏: 量的緩和が深刻なデフレの原因となる
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを率い、1992年のポンド危機でポンド空売りを行い成功したことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏が、アレキサンダー・ハミルトン賞の授賞式でスピーチ(原文英語)をしている。今回は量的緩和について語った部分を紹介したい。
2月に世界同時株安を引き起こした長期金利が再び上昇している
新興国とコモディティ相場における暴落については既に書いたので、今度は基本に戻り金利の話をしたい。日本の個人投資家がどれだけアメリカの金利をチェックしているかは分からないが、アメリカの金利は世界中のすべての資産価格を決めているのである。当然、ドル円や日本株もアメリカの金利によって上下する。