米国の中央銀行であるFed(連邦準備制度)は4月27日から28日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、政策金利と量的緩和政策の維持を決定した。
そこまでは市場の予想通りである。この会合で何か政策が変更されるとは思われていなかった。しかし問題なのは今後の金融政策についてパウエル議長がどう思っているかである。
続きを読む 4月FOMC会合結果: パウエル議長のインフレ無視は続く コモディティバブル継続へ米国の中央銀行であるFed(連邦準備制度)は4月27日から28日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、政策金利と量的緩和政策の維持を決定した。
そこまでは市場の予想通りである。この会合で何か政策が変更されるとは思われていなかった。しかし問題なのは今後の金融政策についてパウエル議長がどう思っているかである。
続きを読む 4月FOMC会合結果: パウエル議長のインフレ無視は続く コモディティバブル継続へ2008年のリーマンショック以後、アメリカや日本などの先進国は紙幣を印刷する量的緩和政策を行なってきた。紙幣印刷を乱用すればインフレが起こるという懸念があったが、実際にはデフレ圧力は根強くインフレは起こらなかった。
続きを読む 量的緩和で上がらなかった物価が現金給付で高騰する理由世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がYahoo Financeのインタビューで増税の可能性について語っている。コロナ禍での景気刺激策には莫大な金額が費やされたが、それは国の借金で賄われる。それがどういう結果を生むかということである。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド: コロナ増税に警戒せよコロナ禍における金融緩和と財政出動による過剰な資金がアメリカの金融市場と経済に流入している。金融市場では貴金属や穀物などのコモディティ価格が高騰しており、足元の経済でも日用品の物価が上がり始めていることは何度も報じている通りである。
そしてアメリカでは同時にコロナ禍には意外な資産まで値上がりしている。不動産である。しかもアメリカだけでなく、イギリスやオーストラリアでも起こっているグローバルな現象であるらしい。
続きを読む 止まらないインフレ、米国で住宅価格が暴騰中新自由主義の経済学者ミルトン・フリードマン氏が、経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏の著書『隷属への道』の序文において現代のリベラリズムを痛烈に批判している。
続きを読む ミルトン・フリードマン氏: リベラリズムは衆愚政治である世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が金利とドルの価値についてLinkedIn上の自身のブログで語っているので紹介したい。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド: ドル下落の時は近いコロナ禍による景気後退で先進国のほとんどは野放図に量的緩和と現金給付を行なっている。アメリカでは既に物価高騰の初期症状が出ているが、気に留めている政治家は見られない。一方でインフレの危険性に気付いてインフレ主義から逃げ出そうとしている国がある。イギリスである。
続きを読む 物価高騰を恐れない日米欧、インフレ政策から逃げ始めたイングランド銀行株式市場が少し荒れている。株価下落の原因は米国市場で金利が上昇していることである。
そして債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏はこのトレンドが一過性のものではないとTwitterで指摘している。
続きを読む ガンドラック氏: 金利上昇で株価下落の新トレンドへジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを立ち上げ伝説的なパフォーマンスを上げたジム・ロジャーズ氏が今市場で懸念されているインフレとその後の金融政策についてThe Deep Diveのインタビューで語っている。
続きを読む ジム・ロジャーズ氏: 物価高騰になれば中央銀行は緩和を止めるかアメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)の議長であるジェローム・パウエル氏が議会証言で金融政策の見通しについて語っている。
続きを読む パウエル議長、根拠不明の2%インフレ目標に固執、物価高騰は不可避