著名投資家のジョージ・ソロスがフィナンシャル・タイムズ(原文英語)でスコットランド独立問題を論じている。 続きを読む ジョージ・ソロスがスコットランド独立問題を語る
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フォロー終了: ワコム (TYO:6727)
ワコム (TYO:6727)のフォローを一旦終了する。理由は二つあり、短期的な利益をかなり毀損する決算にもかかわらず、株価が決算後の急落時以上の水準に回復していることと、IDCがタブレット型コンピュータの出荷台数予測を下方修正したこと(ビジネスワイヤ、原文英語)である。株価が短期的にも長期的にも割安な水準となった場合や、業績回復により直接的な材料が出た場合、フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。
投資戦略: ロング
フォロー開始時株価: ¥514
フォロー終了時株価: ¥494
リターン: -3.89%
フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)
以前紹介した銘柄のフォローアップである。
前回の記事で文句なしの買い場と書いた時点から13%程度の上昇。ECBの追加緩和もあり住宅市場に再び希望が持たれている。€16程度で取引されていた時点よりもECBがかなりハト派に傾いたことを考えると、まだ割安と見るべきだろう。しかし欧州の問題が解決するためには時間がかかるとということを念頭に置いた、長期間の株価変動に耐えられるポジションの規模に留めたいことは一貫して同じである。 続きを読む フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)
ユーロ売りは一旦ここまで、今後は量的緩和の導入を待つ
ユーロドルはウクライナの政治不安に後押しされ、早くもECBの緩和発表後の分析記事で想定した1.30に近い水準まで落ちた。このタイミングでウクライナでの停戦が発表されたことから、TLTRO(局所的長期資金供給オペ)を根拠としたユーロ売りはここまでとして良いだろう。初期から空売りを始めている投資家には深追いをする理由がない。投資は一番美味しい部分に大きく賭ければそれで良いのである。
今後は量的緩和の観測がマクロ経済学の観点から正当化される場合のみ空売りが可能となるだろう。そのためにはユーロ圏の消費者物価などを注視する必要がある。
投資戦略: ショート
フォロー開始時レート: 1.366
フォロー終了時レート: 1.315
リターン: +3.73%
フランスの生産力再建相更迭はユーロ圏の未来を暗示する
イギリスに続きフランスでも内閣改造が行われ、政府の財政緊縮政策を批判していたモントブール生産力再建相が更迭された。モントブール氏は先日、ドイツは「緊縮財政という「妄想」によってユーロ圏経済を破壊している」(フィナンシャル・タイムズ)と発言し、物議を醸していた。左派の中でも雄弁であった彼の更迭により、もとより支持率が17%と低いオランド政権の更なる政権弱体化が懸念されている。モントブール氏が更迭後に反緊縮派の擁護に回り、右派と左派の対立が強まれば、最終的には解散総選挙もありうるだろう。彼の更迭による緊縮派・反緊縮派の対立激化はユーロ圏の結末を暗示している。 続きを読む フランスの生産力再建相更迭はユーロ圏の未来を暗示する
フォロー終了: CNNC International (HK:2302)
短期的に上がり過ぎと見られる急騰のあと出来高が止まったため、長期投資銘柄ではあるが、CNNC International (HK:2302)のフォローを一旦終了する。魅力的な価格に戻った場合フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。
投資戦略: ロング
フォロー開始時株価: 2.2香港ドル
フォロー終了時株価: 3.48香港ドル
リターン: +58.18%
以前の記事における利益確定示唆に従った場合、リターンはやや上昇する。
欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)
ロシアがウクライナ国境付近に兵を進めていることで欧州市場が荒れている。また、欧州委員長に指名されたユンケル氏から南欧諸国が譲歩を引き出せそうにないとの観測から、紹介したスペインの建築会社FCC (BM:FCC)や保険会社のMapfre (BM:MAP)などが軒並み下落している。 続きを読む 欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)
CNNC International (HK:2302)に関するショートアップデート
日本の原発の再稼働に関する報道と、貴州省で親会社が原発2箇所を建設するとの報道を受けて連日の高騰。紹介時のレンジから60%以上上昇し3.6香港ドル。長期的には問題ない株価だが、短期的な上がり過ぎを懸念する投資家は一部を利益確定しても良いだろう。親会社の新規上場による資金調達もあり、中国の原発業界は更なる発展が期待される。
ワコム (TYO:6727)に関するショートアップデート
30日の後場終了後、ワコム (TYO:6727)の決算が発表された。予想通り芳しくない決算であった。同時に業績予想が修正され、今期の売上高は-14.5%、純利益は-46.9%の下方修正が発表された。
今日の取引が始まるまでに詳細な分析を載せる時間がないが、この決算と業績予想修正はワコムの長期的成長を否定するものではないことと、しかしながら利益が大幅に毀損されているため、短期的には買い方にかなり厳しい状況が続くだろうということだけ書いておきたい。後ほど詳細な分析を掲載する。
フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰
ドイツ銀行が空売りポジションを精算。ここ数日で発行済み株式の1.49%を買い戻し、3月末から始まったショートポジションのすべてを解消した。前回の記事の通り、今日発表される決算はワコムにとっての悪条件が重なっているが、それでも高値から売りを始めたドイツ銀行としては不確定な決算で賭けをする必要もないということだろう。 続きを読む フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰