アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)は、現在進行中の利上げに加えてマネタリーベースの縮小、つまり量的緩和の逆戻しを行おうとしている。
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ビル・グロス氏: バランスシート縮小は無理
債券投資家のビル・グロス氏が、アメリカの中央銀行に対して投資家ならば誰もが言いたいことをはっきり言っている。
米国のマネタリーベース縮小は株式市場の大暴落を引き起こす
米国の中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)はバランスシートの縮小計画を発表した。2008年以降株式市場を大いに押し上げた量的緩和がバランスシートの拡大であったことを考えれば、バランスシート縮小は逆方向に同様のインパクトを持つものである。
ガントラック氏: 長期金利上昇で2017年後半の株式市場は荒れる
2016年11月からのトランプ相場を的確に当て続けている著名ファンドマネージャーのジェフリー・ガントラック氏が米国株の波乱を予想している。背景にはドルや株式市場に影響するアメリカの長期金利が上昇を再開することがあるという。
6月FOMC会合: 市場は利上げを予想、バランスシート縮小示唆あるか
トランプ相場が後退する中、米国利上げがこれまでのところは着々と進行しつつある。米国の金融政策を担うFed(連邦準備制度)は米国時間6月14日のFOMC会合で利上げを行うと予想されており、金融市場はこの結果をほぼ織り込んでいる。
6月9日の米国株ハイテク銘柄急落の原因
6月9日の米国市場で、Googleの親会社Alphabet (NASDAQ:GOOGL)やAmazon.com (NASDAQ:AMZN)、Apple (NASDAQ:AAPL)などのハイテク銘柄が急落した。
ジム・ロジャーズ氏: Amazon株はバブルではない
ジョージ・ソロス氏とクォンタムファンドを創設した著名投資家のジム・ロジャーズ氏がFox Businessによるインタビュー(原文英語)で自身の相場観を披露している。
基本的にはロシア株やロシア国債の買いなど、これまでにここでも伝えてきた彼の相場観に関することばかりだが、一つ興味深い発言があったので紹介したい。それは「Amazon株はまだバブルではない」である。
2017年、ドル安が続く理由をアメリカの実体経済に沿って説明する
トランプ相場によるアメリカの長期金利高が収まり、金利高を頼りに進んでいたドル高も勢いが弱まっている。アメリカの政界の混乱がトランプ政権の経済政策を遅延させるとの見方が強まっており、投資家はドル買いを進めることを躊躇している。
親EUの政治活動家ジョージ・ソロス氏がEUを批判する
著名ヘッジファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏が、6月1日にProject Syndicateに寄稿した記事(原文英語)で、EUおよびユーロ圏の問題点を指摘している。
21世紀、英米対ドイツの戦争が再び始まりつつある
ヨーロッパ大陸を支配するドイツが海を隔てたイギリスとアメリカと対立する、そのような第二次世界大戦の構図が21世紀に再び始まりつつある。