現在開票が行われているイギリスのEU離脱を賭けた国民投票だが、最新の開票結果では、驚くべきことにYouGovによる出口調査とは逆の結果となっている。開票率は72%で、EU離脱派が51.7%、EU残留派が48.3%となり、EU離脱派が優勢となっている。YouGovによる調査ではEU残留が優勢となっていた。
人口の多く、残留派の多いロンドンのなかのいくつかの地域が未開票であるため、まだ形成の逆転する余地がないとは言えないが、開票率は既に高く、金融市場ではポンドが暴落し円高株安になるなど、離脱を織り込む形でリスクオフの気配となっている。
イギリスのEU離脱に関するこれまでの記事を振り返っておく。イギリスがそもそも何故EU離脱を考えたかについては、以下の記事を参照してほしい。
EU内でイギリスと意見を異にするドイツが何故移民を受け入れたがっているのかについては以下。
日本の移民問題については以下。