米国時間11月3日、2020年のアメリカ大統領選挙がついに行われている。
日本時間では11月4日となるが、執筆時点の日本時間朝8時台にはインディアナ州やケンタッキー州などの一部の州で既に開票が始められており、午前11時頃にはすべての州で投票が終了すると想定されている。
アメリカ大統領選挙、これからの流れ
大統領選挙は各州に与えられている投票人の数の合計によって決まることとなっており、例えばバイデン氏の民主党が強い地盤を持つカリフォルニア州では勝利した候補が55人の投票人の投票を総取りする仕組みとなっており、投票人が多い州の結果が注目される。
カリフォルニアなど伝統的にどちらかの党が強い一部の州では投票前から結果がほぼ決まっているため、注目されるのは以下のような支持率が拮抗しているいくつかの激戦州の結果である。(括弧内は投票人の数)
- オハイオ州(18)
- ジョージア州(16)
- テキサス州(38)
- ノースカロライナ州(15)
- フロリダ州(29)
- ペンシルバニア州(20)
- ミシガン州(16)
特にフロリダとテキサスは票数が大きく、フロリダは日本時間で午前10時頃までに投票が締め切られるため、早期の結果が報じられる重要な州として注目されている。まずはトランプ大統領がフロリダを確保できるかどうかだろう。
ちなみに米国の株式市場は大統領選挙当日を控えた数日で値上がりしており、執筆時点でもその傾向が続いている。
今後の流れだが、早ければ日本時間の昼頃、遅くとも夕方頃までには当選確実の速報が出ると想定されている。アメリカ大統領選挙については今後も速報を伝えてゆくので、楽しみにしていてほしい。