2015年の大晦日に起こった悲劇が今回も繰り返された。Telegraph(原文英語)によれば、2016年12月31日の深夜、オーストリア西部、アルプスの近くに位置するインスブルックで、浅黒い肌をした10人以下の男性の集団が、新年を祝う人々のお祭り騒ぎに乗じて現地の女性や旅行者の女性らに痴漢行為を行い、これまで19人の女性が被害届を出しているという。
繰り返された大晦日の性的暴行
この男性の集団は新年を祝うお祭り騒ぎに乗じて被害者の女性の胸を掴んだり、股に手を入れたりしたという。被害者は概ね19歳から25歳までの女性であり、現地の女性が4人、イタリアの女性が3人、ドイツの女性が2人、スイスの女性が1人など。
被害者の訴えによれば、犯人は浅黒い肌をした外国人の外見の集団であり、何人かは髭を生やしており、何人かには髭がなかったという。犯人は防犯カメラに写っており、映像の質は悪いものの、証拠を頼りに警察が捜査を進めている。
現地ではこうしたニュースに衝撃を受けており、現地警察のクラーネビッター警部は次のように述べている。「インスブルックではこれまでこのようなことが起きたことはなかった。犯人の男たちが外国人であることは間違いなく証明されており、われわれは捜査を行っている」。
警察によれば、犯行は単発的なものではなく組織的なものであり、被害者の女性は友人らの集団から引き離された上で痴漢行為を受けている。
ヨーロッパの状態を知る人間としては、何人かの移民の集団が、大晦日を前に女性をどう襲おうか計画している様子が容易に想像できる。これは確実に文化的な問題であり、原因は移民の文化圏における女性観に根ざしているのである。移民賛成派がこうした事実を理解することはない。
繰り返された大晦日の性的暴行
この事件を聞いて思い出されるのは、2015年の大晦日にケルンやチューリッヒなどで大勢の移民が現地の女性を夜通し襲った事件であり、特にケルンでは1000人を超える移民の集団がドイツ人女性らに襲いかかった。
こうした犯人は、肌を露出した女性の方が悪いと考えているのである。ヨーロッパや日本の倫理観では考えられないことだが、そうした文化の違いが確実に存在する。
しかし移民賛成派がこうしたことを理解することはない。一番の移民賛成派は多国籍企業であり、ヨーロッパ中が無茶苦茶になったとしても安い労働力が手に入ればいいと考えている連中である。
こうした金銭的利益に、「難民を助ける優しい自分」に酔っている頭のない人々の政治的支持が加わっている。何度も言うが、彼らは難民どころかシリア人ですらない出稼ぎの移民であり、しかもその出稼ぎの移民は移民政策の結果、ヨーロッパで貧困に喘いでいる。そのような生活に不満を持った移民が強姦や殺人を犯しているのである。
移民賛成派の人々はいい加減に気づいたらどうか? あなたがたは誰も助けてなどいない。多国籍企業による現代の奴隷制度に手を貸しているだけである。移民反対を打ち出して勝利したトランプ氏に対してデモをでっち上げたのは誰だっただろうか?
イギリス人もアメリカ人もこうした偽善に気付いて声を挙げたが、いまだに気付いていないのは日本人である。安倍首相と自民党が移民政策を推進しているからである。
安倍首相は自分がどういう文化圏から人間を日本に入れようとしているのか本当に理解しているのだろうか? そしてアメリカもイギリスも手を引きつつあるグローバリズムの偽善に今さら手を貸して、日本に何の利益があるというのか? 本当に日本は外れくじを自ら進んで引くのが大好きである。
何故日本の外交政策がこれほどまでに悲惨なものにしかならないのか、本当に理解に苦しむ。日本の外交音痴は第2次世界対戦の頃から変わっていないのである。