大晦日に移民が集団でヨーロッパ人女性に性的暴行、ドイツ、スイス、フィンランドで

だから言っただろう、と何度口にしたことだろう。大晦日の夜、ヨーロッパの各地で移民とみられる集団が、ケルン、チューリッヒ、ヘルシンキなどの都市で多数の女性に強盗や性的暴行を行ったとのニュースがヨーロッパで話題になっている。BBCフランス通信社Sputnikなどが伝えている。

一番被害の多かったのはドイツのケルンであり、性的嫌がらせを受けたとされる被害届が150件警察に提出されている。女性を襲った集団は約1000人にも上り、目撃者や警察の証言では彼らの多くがアラブ系か北アフリカ系に見えたとのことである。

ある女性は「彼らはわたしたちを抱きしめてキスしようとした。男のひとりは友達のバッグを盗んだ」と話している。ケルン中央駅のそばで15歳の娘とパートナーを連れて歩いていた男性は、集団に囲まれたものの助けられなかったと話し、「連中は娘やわたしのパートナーの胸をつかみ、足の間をまさぐった」と語った。地獄のような心中だろう。

チューリッヒでは女性6人が浅黒い肌の男性数人に囲まれ、強盗被害や性的暴行などを受けたと訴え出ている。ヨーロッパ内で飛び抜けて治安のよいスイスではあまりに異例の事件である。

また、ヘルシンキでも3件の性的暴行が報告されており、難民申請をした3人の容疑者が現行犯で拘束されている。

ドイツの政治家の罪悪

難民受け入れを先導したメルケル首相などは、ケルンの事件について「北アフリカ出身に見える集団を難民に関連づけることは全く適切でない」と話しているが、一方でフィンランドで逮捕されたのは正真正銘の難民である。ちなみにケルン警察は約1000人の容疑者のほとんどすべてを取り逃がしているため、身元の特定は進んでいない。ドイツの政治家にとって非常に都合の良いことである。

また、移民賛成派のケルン市長ヘンリエッテ・レーカー氏は、女性たちが街を歩くときには見知らぬ他人と腕一本分の距離を保つことで、このような事態は避けられる、などと発言し、世界中の非難を浴びている。馬鹿ではないのだろうか。

何故このような政治家がドイツでは選ばれるのか? ドイツ人にとって、移民を受け入れることはパリのテロ事件の被害者の命や、地元女性たちの身の安全よりも大切なのである。

ドイツ人は善人のふりをして難民に生活費と教育まで提供して手を差し伸べることはあっても、10%の高い失業率にあえぐヨーロッパ内の貧困層には一切手を差し伸べることはない。経済学的に、南欧諸国の窮乏は共通通貨ユーロを通じてドイツから吸い取られたものであるにもかかわらずである。

ドイツ人は何故これほど屈折しているのか? それはドイツの複雑な国民性の問題に依存している。ドイツはドイツ人であることを誇れないから、ドイツ人と他のヨーロッパ人が混ざることを望み、ヨーロッパ人が他の人種と混ざることを望むのである。数世紀前にいくつかの国の寄せ集めとして誕生したドイツ連邦では、国民性の概念は稀薄である。

つまりドイツは個人的なコンプレックスを解消するために移民受け入れを扇動し、パリのテロ事件の被害者を殺して、大晦日にヨーロッパ人女性を強姦したわけである。このような罪深い国をわたしはほかに見たことがない。

ちなみにこのドイツの国民性に関する本質は、世界大戦時にナチスを台頭させたドイツの国民性と正真正銘同じである。彼らは何も変わっていない。ヨーロッパはどうなるだろうか。これらの紛争が戦争に発展する可能性を、個人的には非常に心配している。

ドイツ人がこのように育った歴史的、文化的背景については以下の記事に詳しく書いておいたので、そちらも参考にしてもらいたい。